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2026.09.10

コラム

40代・50代からのパーソナルジムは遅い?実際に変わったことと体重以外に見る指標

40代・50代からのパーソナルジムは遅い?実際に変わったことと体重以外に見る指標

「この年齢から始めても、もう体は変わらないのではないか」
「若い頃と同じようには落ちない気がする」

40代・50代の方から体験時にいただくご相談で、いちばん多いのがこの2つです。答えとしては「変わります」なのですが、それだけでは判断材料になりません。知りたいのは「何が」「どれくらいの期間で」「どの程度」変わるのかのほうだと思います。

この記事では、当店で実際に40代・50代の方に起きた変化の記録をもとに、40代・50代がつまずきやすい場面と、体重以外に見ておきたい指標を整理します。

結論:40代・50代で先に動くのは、体重より先に「サイズ」と「体の動き」

先に結論をお伝えします。40代・50代の方の場合、変化が最初に表れる場所は体重計ではないことが多くあります。

当店の記録を見ると、体重の減り幅に対してウエストの減り幅のほうが目立つケースが繰り返し出てきます。加えて、肩甲骨まわりが動くようになった、階段が楽になったといった「体の動き」の変化を、数値より先に自覚される方が多いのが実際のところです。

ですから「遅いかどうか」を体重の落ち方だけで判断すると、うまくいっている途中で早々に見切りをつけてしまうことになります。

実際に40代・50代の方に起きた変化

ここからは、札幌市西区・琴似の当店に通われた40代・50代の方の記録です。いずれも個別の事例で、同じ結果をお約束するものではありませんが、変化の「出方」の参考にはなると思います。

50代・男性/短期集中2か月:体重−5.1kg、ウエスト−7.5cm

「1年で100kgを切りたい」という目標で始められた方です。2か月で体重−5.1kg、体脂肪率−1.3%、ウエスト−7.5cm。自主トレはされず、指導日のトレーニングと日々の食事管理だけでこの変化でした。

ご本人が終了後に挙げられたのは、数値よりもデスクワークで固まっていた肩甲骨まわりが動くようになったことでした。詳しい経過は50代・男性会員様のビフォーアフターに記録しています。

50代・女性/短期集中2か月:体重−3.1kg、ウエスト−8cm

体重−3.1kg、体脂肪率−3.1%に対して、ウエストは−8cm。体重の数字だけを見ると地味ですが、肩まわりと腰まわりの見た目は大きく変わりました。

この方は開始時に「2か月で−5kg」と設定されていましたが、1か月を過ぎた時点でご自身の判断で目標を「リバウンドしない体をつくる」へ切り替えられました。結果として1か月あたり約1.5kgという無理のないペースに収まっています。

40代・男性/短期集中3か月:体重+4.5kg、筋肉量+2.6kg

40代・50代の目的は減量だけではありません。この方の目標は「姿勢改善と筋肉量を増やすこと」で、3か月で体重は+4.5kg、そのうち筋肉量が+2.6kg、体脂肪率の増加は2%以内に収まりました。頻度は週2〜3回、日によって部位を分けて取り組まれています。

体重が増えた3か月ですが、目標に対しては成功です。「増えた・減った」だけを成果の基準にすると、こうしたケースは正しく評価できません。

40代・女性/月額コースで1年2か月:体重−8.8kg

短期集中ではなく、月額コースで通い続けられた方です。約1年2か月で体重−8.8kg、体脂肪率−7.8%。スーツのサイズが13号から9号になりました。

この方が印象的だったのは、成果として真っ先に挙げられたのが体重ではなく「これまで習い事が3〜4か月しか続かなかったのに、1年続けられたこと」だった点です。きっかけは自己流のトレーニングで体を痛めた経験でした。こちらは40代・女性会員様のビフォーアフターでご本人のお話を掲載しています。

40代・50代がつまずきやすい3つの場面

1. 最初の数週間、体重がほとんど動かない

先ほどの50代・男性の方も、序盤は体重が落ちませんでした。ここでやめてしまう方が少なくありません。開始直後は食事の内容と量、水分の摂り方、睡眠が同時に変わる時期で、体重という1つの数字はいろいろな要因で上下します。

この時期に見るべきなのは体重の増減そのものではなく、決めた食事と決めた回数のトレーニングを実行できているかどうかです。

2. 「糖質が悪い」と思い込んで、自己判断で削る

体重が動かない時期に自己判断で糖質を大きく削る方が多いのですが、これは40代・50代で特につまずきやすい場面です。前述の50代・男性の方も、当初はカロリーだけを気にして野菜中心・糖質少なめの食事にされ、お通じが止まっていました。

糖質・脂質・たんぱく質のバランスを整えたところで改善し、ご本人からは「糖質を摂るのが怖くなくなった」という言葉がありました。何を減らすかを自分で決めないことが、遠回りを避ける近道です。

3. 我慢するものを決めずに、全部やめようとする

続いている方には共通点があります。「これだけは我慢しない」を最初に1つ決めていることです。1年2か月続けられた40代・女性の方は、大好きなビールは我慢せず、その代わりに食べる順番と食材の選び方を変えるという形を取られました。

仕事のつき合いも家庭の食事もある年代です。全部を一度に変えようとすると、続かない前に生活のほうが壊れます。

体重以外に見ておきたい3つの指標

  • ウエスト(cm):体重より先に動くことが多く、服のサイズという実感につながります
  • 体の動きと日常の不調:肩甲骨や股関節が動くか、階段や長時間の立ち仕事が楽になったか
  • 継続できた週数:40代・50代は仕事と家庭で予定が動きます。何週続けられたかは、体重より正直な指標です

この3つを最初に測っておくと、体重が動かない時期でも判断を誤らずに済みます。

短期集中と月額、40代・50代にはどちらが向くか

ここまで挙げた4例のうち、3例は短期集中コース、1例は月額コースです。どちらが優れているということではなく、決め方の軸が違います。

期限が決まっている目的がある方――健康診断、式や旅行、体重の区切りなど――は短期集中が向きます。2か月・3か月という区切りがあることで、食事管理の集中力が保ちやすくなります。

一方、これまで運動が続いた経験がない方は、月額で長く通うほうが結果的に大きく変わることがあります。1年2か月で−8.8kgという先ほどの例は、2か月では出ない数字です。短期集中を終えた後に月額へ移られる方も多く、50代・男性の方もその形でした。

指導が実際にどう進むのかはパーソナルトレーニングのご案内で説明しています。

40代・50代がジムを選ぶときに確認したいこと

同年代の記録が公開されているか

20代の劇的な変化ばかりが並ぶジムでは、自分の変化の見通しが立ちません。40代・50代の記録が、良い数字だけでなく経過も含めて出ているかを見てください。

体を痛めた経験や持病を先に相談できるか

この年代の方は、腰や膝、肩に何かしらの経緯を持っていることが珍しくありません。最初のカウンセリングでそこを聞き取り、種目を組み替えられるかどうかは、続けられるかを大きく左右します。

予定が動いたときに振り替えられるか

仕事と家庭の予定は動きます。1回動かせないだけで月の回数が減り、それが理由で通わなくなる方もいます。日程の調整がどこまでできるかは、契約前に確認しておくとよい項目です。

私たちパーソナルトレーニングジム Legame(札幌市西区・琴似)にも、40代・50代で運動が久しぶりという方が多く通われています。ここに挙げた記録はいずれも、地下鉄琴似駅から徒歩1分の店舗で実際に起きたことです。

まとめ

40代・50代からのパーソナルジムが「遅い」かどうかは、体重の落ち方だけでは判断できません。当店の記録では、体重より先にウエストと体の動きが変わり、目的によっては体重が増えることが成功であるケースもありました。

始める前に決めておくとよいのは次の3つです。ウエストを含めて測っておくこと、我慢しないものを1つ決めておくこと、そして体重が動かない最初の数週間を織り込んでおくこと。この3つがあるだけで、途中でやめる理由がひとつ減ります。

年齢よりも、自分の体の状態を先に把握することのほうが結果を左右します。気になる点があれば、トレーニングを始める前の段階で相談してみてください。

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