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2026.10.03
パーソナルジムの「通い放題」は2種類ある|受け放題と施設利用込み、どちらを選ぶかは“一人で動ける日があるか”で決まる
パーソナルジムを探していると、料金表や広告に「通い放題」と書かれたジムがいくつも出てきます。ところが、その「通い放題」がトレーニング指導を何回でも受けられるという意味なのか、ジムの施設を自由に使えるという意味なのかは、ジムによって違います。月額だけを見比べて申し込むと、実は中身の違うものを比べていた、ということが起こります。
この記事では、パーソナルジムの「通い放題」にある2つの型を整理し、申し込む前にどちらが自分に合うかを判断するための軸をお伝えします。当店Legame(レガーメ)琴似店は、このうち「回数制パーソナル+施設通い放題」の型のジムです。その立場も明かしたうえで、受け放題型が向いている人についても正直に書きます。
結論:「通い放題」の意味を先に確かめ、“一人で動ける日があるか”で型を選ぶ
先に結論をまとめます。パーソナルジムの「通い放題」には、パーソナル指導を何回でも受けられる型と、パーソナル指導は回数制で、ジムの施設を自由に使える型の2つがあります。どちらが得かは月額の大小では決まりません。決め手になるのは、指導のない日に、教わったことを一人で繰り返せる日があるかどうかです。
毎回トレーナーがいないと何をすればいいか分からない、一人ではジムに足が向かないという人は、指導の回数が多い型の方が動きやすいはずです。反対に、教わったフォームや重量を自分で反復できる日がある人は、指導は回数制にして、残りの日に施設を使う型が合いやすくなります。
当店代表は、パーソナルの頻度について次のように考えています。
- 通い放題でできる人 → 通い放題でいい
- 通い放題もできるが、プロの意見を復習程度でほしい → 月2回程度
- 最低限教えてもらったことを生かしたい → 週1回パーソナル
- もっと効果を上げたい → 自主トレ頻度を上げるなど、トレーナーと相談
つまり、頻度は自走力と目的で決める、ということです。そしてもう一つ、当店代表がはっきり言っていることがあります。「自分でできるならパーソナルに高いお金を払う必要はない。ただし初心者で『できるようになる』まで投資する価値はある」。パーソナルジムを勧める立場でも、ここは変わりません。自分で動ける人に、必要以上の指導回数を買っていただく理由はないからです。
パーソナルジムの「通い放題」には2つの意味がある
2026年10月3日にGoogleで「パーソナルジム 通い放題」「札幌 パーソナルジム 通い放題」を検索して上位を確認したところ、「パーソナル通い放題」を掲げる定額制のジムと、「月1〜2回のパーソナルトレーニングとジムの通い放題」を組み合わせたプランのジムが、同じ「通い放題」という言葉で並んでいました。検索結果の段階で、性質の違う2つの型が混ざっているということです。
パーソナル受け放題型:指導の回数に上限がない
一つ目は、定額の料金でパーソナル指導を受けられる回数に上限を設けていない型です。「放題」なのはトレーナーの指導そのものです。ただし、受けられるのは予約が取れた分だけです。上限がないことと、実際に何回受けられるかは別の話で、自分の生活の中で予約を入れられる回数が、そのまま受けられる回数になります。
施設通い放題型:指導は回数制、施設は自由に使える
二つ目は、パーソナル指導は「月○回」と回数が決まっていて、それ以外の日はジムのマシンやフリーウェイトを自由に使える型です。「放題」なのは施設の利用で、指導ではありません。指導の日に教わったことを、指導のない日に自分で繰り返す前提の作りになっています。
この2つは、同じ「通い放題」でも料金に含まれているものが違います。広告の言葉だけで月額の安い・高いを比べると、指導が何回でも付くプランと、指導は月数回で施設が使えるプランを横に並べて比べることになってしまいます。料金表を見るときは、まず「何が」放題なのかを確かめてください。
なお、すでにパーソナルジムに通っていて、別のジムを追加で契約するか迷っている方は、パーソナルと普通のジムを別々に契約するかどうかを整理した記事が参考になります。
パーソナル受け放題型が向いている人・確かめておきたいこと
当店は受け放題型のジムではありません。それでも、この型の方が合う人ははっきりいます。当店代表は、パーソナルトレーニングを「自分一人では前へ進みにくい人が、予約・知識・他人・環境を使って前に進む仕組み」と考えていて、向いている人として次のような人を挙げています。

- 近くないと行かない
- 安くても一人では行かない
- 気合いがあっても続かない
- 期日と予約がある方が動ける
- 一人ではできない
- 筋トレが嫌い
- やらなきゃとは理解している
- 初心者で何をすればいいか分からない
- 通い放題ジムで挫折した
特に「一人ではできない」「通い放題ジムで挫折した」に当てはまる人は、施設を自由に使えても、その自由をうまく使えなかった経験を持っていることが多いはずです。そういう人ほど、指導の回数を厚くして、予約という約束で自分をジムに連れて行く方が前に進みやすくなります。受け放題型は、その「約束の回数」を増やせる型だと言えます。
一方で、当店代表は向いていない人として「自分でできる」人も挙げています。自分で計画を立てて一人でジムに通える人にとっては、指導が何回でも付くことの価値は小さくなります。
受け放題型を選ぶ前に確かめておきたいのは、次の3つです。
- 希望する曜日・時間帯に、本当に予約が取れるか
- 1回の指導が何分か
- 自分の生活で、週に何回通えるか
受け放題でも、予約が埋まっていたり、仕事や家庭の都合で週1回しか通えなかったりすれば、実際に受ける回数は回数制のプランと変わりません。予約の仕組みはジムごとに違い、たとえば当店ではパーソナルの予約・キャンセルを専用アプリで受け付け、締め切りは予定日の前営業日の営業終了時間まで、当日の電話予約は原則として承っていません。こうしたルールは契約前に聞いておくと安心です。予約が取れるかを契約前に確かめる方法は別の記事で詳しくまとめています。
回数制パーソナル+施設通い放題型が向いている人
この型が向いているのは、指導で教わったフォームや重量を、指導のない日に自分で繰り返せる人です。指導日以外にも体を動かす日を作れるので、厚生労働省『健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023』の情報シート(2024年)で成人と高齢者に推奨されている「筋トレを週2〜3日」という目安にも、指導の回数だけに頼らずに近づけます。

当店は、回数制のパーソナルと施設通い放題を組み合わせた琴似のパーソナルジムです。月額コースでは、1回30分のパーソナルトレーニングを月2回・5回・9回から選び、パーソナルと自主トレを組み合わせて体づくりを進めます。短期集中コースは60分と90分があり、パーソナルトレーニングを9回・17回・25回から選びます。60分は食事管理かコンディショニングのどちらかを選べ、90分は食事管理とコンディショニングの両方が入ります。そして、どのコースを選んでも施設は通い放題です。
教わったことを“一人の日”に反復できる
施設通い放題型でつまずきやすいのは、一人の日に何をすればいいか分からず、ランニングマシンや自転車だけで終わってしまうことです。当店では一人一人に合ったカルテを用意し、パーソナルトレーニングの中でその人に合ったトレーニング方法を伝え、マシンの重量設定まで行います。カルテと重量設定まで行う当店のパーソナルトレーニングで「何を、どの重さで」が決まった状態になっているので、一人の日を迎えたときに迷う時間が少なくなります。
実際、当店ではランニングマシンや自転車を漕ぐだけではなく、様々なマシンをまんべんなく使っている会員の方が多くいます。当店代表の言う「初心者で『できるようになる』まで投資する価値はある」の「できるようになる」までを指導で教え、その後に自分で動く場所を同じ施設で持てる。回数制+施設通い放題という型の強みは、ここにあると考えています。
指導回数は『自分で動けるかどうか』で決める
回数制を選ぶなら、次に迷うのは「月に何回指導を受けるか」です。結論で紹介した当店代表の4段階を当店の月額コースに重ねると、「復習程度でほしい」人は月2回、「教えてもらったことを生かしたい」人は週1回に近い月5回、という選び方になります。さらに指導の機会を増やしたい人には月9回があります。大切なのは、回数を増やすことそのものではなく、指導のない日に自分がどれだけ動けるかを見積もって回数を決めることです。
指導のない日に一人で具体的に何をするかは、パーソナルの無い日に一人で何をするかをまとめた記事で詳しく書いています。
施設通い放題が付いていても、契約前に見ておきたい4つのこと
施設通い放題型は、施設が一人で使える状態であって初めて価値があります。施設が狭い、混んでいてマシンが空かないといった状態なら、通い放題の価値は下がります。契約前に、次の4つを見ておくことをおすすめします。

① 一人で使える広さとマシンの数。指導の日はトレーナーが段取りしてくれますが、一人の日は空いているマシンを自分で探すことになります。当店は260平米の施設に20台以上のマシンを置き、フリーコーナーとストレッチコーナーも設けています。パーソナルトレーニングのない日でも、自分のペースでトレーニングに来られる作りです。
② マシンの予約ができるか、利用時間に上限があるか。当店ではマシンの予約はできず、1台あたりの利用時間の上限は30分です。一人の日のメニューは、この前提で組むことになります。
③ 休館日。当店は木曜日が定休日です。年末年始と冬季に休館する場合があり、その際はウェブサイトやSNSの公式アカウント、専用アプリで事前にお知らせしています。自分が一人で通いたい曜日と定休日が重なっていないかは、意外と見落としやすい点です。
②③のようなルールは、マシンの利用ルールや休館日のよくある質問にまとめています。
④ 施設利用以外にかかる費用。月額以外の費用も、通い放題の価値を考えるうえで欠かせません。入会金・年会費・ウェア等のレンタル費用がかかるか、月額に含まれるかを、ジムごとに確かめておきましょう。当店では短期集中コースはレンタル無料、ミネラルウォーターは全会員無料です。
迷ったら、体験で「指導のない日に自分が来られるか」を想像する
受け放題型か回数制+施設通い放題型かを決めかねているなら、体験や見学のときに、指導の中身だけでなく「指導のない日に、自分は一人でここに来て使えそうか」を想像してみてください。マシンの配置、自主トレのスペースの広さ、家や職場からの動線。一人の自分を思い浮かべて足が向かないなら、指導の回数を厚くする方が合っているのかもしれません。
当店の見学・体験は事前予約制で、準備や説明を含めて60分〜90分ほどで、体験時のTシャツ・短パン・上靴・タオル類は無料でご用意しています(琴似店)。まだ入会していないご友人と一緒の見学も歓迎しています。見学の際のマシン利用は、スタッフが同行してのお試し利用のみです。
どちらの型か決めきれない場合は、まず少ない指導回数と施設通い放題で始め、一人で動けない日が続くようならトレーナーと相談して回数を増やす、という順番も取れます。当店代表の言葉どおり、自分でできる人は通い放題でいいですし、一人では前に進みにくい人は指導という約束を増やせばいい。「通い放題」という言葉の意味を確かめたうえで、自分が一人で動ける日がどれくらいあるかを基準に、損のない型を選んでください。


